第59章 スイカズラ
Sho side
和「で…?」
雅「んー?」
ニノの低い声とは対照的に
雅紀はすっかり気持ちよさそうに
松岡くんの腕の中で身を委ねていた
和「誰がどうやって判定すんだよっ」
雅「あーそっか…判定…」
…これは…考えてなかったな…
潤「じゃぁさ…それぞれ自分たち以外のチーム…どっちがらぶらぶか…って判断して…指さすのは?」
翔「あぁ…それで…選ばれたのが多い組が1ポイントね?」
雅「それいいっ!そーしよっ」
和「そこまで考えておきなさいよ…」
ニノが口を尖らせつつ
皆で判定することになった
「「せーのっ」」
…結果は
大宮1票
翔潤3票
昌雅2票
潤「やったぁ…勝った!!」
潤がさらに勢いよく抱き着いてくる
昌「これさ,入った票そのままポイントにしようぜ…」
雅「そうしよーっ」
松岡くんは紙に正の字で数を書き留めていた
和「適当すぎ…」
潤「まぁまぁ…」
智「んじゃ…次はカズだな…次は頑張るぞ?」
和「頑張らなくていいっ」
真っ赤な顔をしたニノが箱から紙をひく
和「っっ……ばかじゃねーのっ!?」
そのまま引いた紙は箱の中に逆戻りした
雅「あーっ…ニノ~ずっちぃ~…戻しちゃだめだよっ」
和「だ…っ…だって…っもうやだっ…」
昌「二宮…まだ二枚目だぞ?」
ニノが真っ赤な顔で智くんの胸に顔を埋めた
潤「何が書いてあったんだろうね?」
翔「うん…」
どーでもいいけど…
この抱き合った体勢…結構…下半身にくるんですけど…