第58章 ストック
Sho side
雅「じゃぁさ…みんなで手伝おう!」
雅紀の提案に俺は飲んでいたコーヒーを噴き出した
和「ぅわ,翔くんっ…きったな…」
翔「ごめ…だって…まさ…松岡くんっ」
松岡くんはお腹を抱えて大爆笑…
もー…このカップルどうにかして…
和「皆でって…バカなの?俺もするの?翔くんに?」
翔「いいっ…むりっ…智くんに殺されるっ…」
というか…そういう問題じゃない…
雅「じゃなくてね!きっかけを手伝うのっ」
昌「…あー…2人がやらざるをえない雰囲気にするってこと?」
和「…どーやって…?」
雅「盛り上げる!!」
和「だからどーやって!!」
俺そっちのけで三人は盛り上がり始めた…
たしかに…我慢するのは辛いし…
何かきっかけが無ければ進めないとは思う…
けど…焦りたくはないし…
まして皆に協力してもらう事じゃない気がする…
和「はぁぁ??」
思考を巡らせていたら
ニノの怪訝な声が上がった
昌「それ…俺達もやんの?」
雅「当然っ!!周りが盛り上がってたら,やる気になるでしょ?」
雅紀はノリノリで…
和「ヤダよ…んなの…」
ニノは頭を抱えていた…
雅「翔ちゃんがこのまま…一人寂しく溜め続けてていいの!?最低でも3日に一度は出さないと,質が落ちるんだよ!?」
…雅紀さん…
なんのお話しですかー…?
雅「ここは,俺達が2人のために一肌脱がないとっ」
和「おまえが楽しいだけだろ?」
2人がやいやい言い合ってる内容がいまいち掴めない…
でも…俺たちの事を考えてくれてるのは伝わるから…やっぱりありがたい…のか…?
昌「ホント…嵐は仲間想いだよなぁ~…みんな…」
ポンと肩を叩かれた
翔「そう…ですね…ホント…ありがたいですよ…」
昌「じゃ…決まりだな…」
翔「え?何が??」
昌「雅紀,櫻井が良いって~…二宮…あきらめろ…」
雅「やったぁ!!」
和「翔くんっ…俺は嫌だっ!!」
翔「だから何がだよっ!!」
その後説明されたミラクル相葉の提案は…
やっぱりミラクルだった…
翔「いや…無理だろっ!!」
雅「大丈夫っ!!」
和「何がっ!!」
前途多難…
先行き不安だ…