• テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第58章 ストック


Jun side

潤「うん…じゃあそこはそんな感じでいこう」

「わかりました」

打ち合わせは
それが“いつも通り”なのかはわからないけど

俺の感覚では…詰まることもなく進んだ…と思う

でもやっぱり…頭が疲れて…

潤「ごめん…ちょっと休憩とっていい…?」

昼過ぎに事務所のソファで横になって
マネージャーが持ってきてくれたタオルで目元を暖めた

少しそのまま目を瞑っていると

和「お疲れ様でーす…潤くん…寝てる?」

ニノの声がして躰を起こした

潤「起きてるよ…お疲れ様…」

持ってきてくれたコーヒーを飲みながら

ゲームの話とか…漫画の話とか…

多分ニノにとっては“懐かしい”話なのかもしれないけど

俺にはそれがどれも普通にわかる話で

少し気分転換できた気がした

和「じゃ…無理しないで頑張ってくださいね?」

潤「ん…わざわざありがとね…ニノも頑張って」

迷惑かけてるのに
こうしてメンバーが来てくれるのが嬉しかった

ニノが帰ってから暗くなるまで打ち合わせをして

翔くんが迎えに来てくれた車で家に帰った

途中車の中で

潤「あのさ…ご飯…もう食べた…?」

聞いてみると

翔「まだ食べてないよ?一緒に食べよう…?何が食べたい?」

やっぱり翔くんは優しく俺を見てくれる

だから…

俺も少しでも何か…返したくて…

潤「たいしたもの作れないけど…よかったら俺作るよ…?」

そう言ってみた
/ 1617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp