第56章 アセビ
Sho side
ソファに座って可愛い潤を想像しながら
一人ニヤケて待っていると
潤「お待たせ致しました…御主人様……」
消え入りそうな声でそう言って
メイドさんが部屋に入ってきた
…やば…
自分でさせておいて…アレだけど…
あの破壊力…下半身に来る…
潤「ちょ…なんか言ってよ…」
固まる俺に真っ赤な顔で向かってくる可愛いメイド
その躰をふわっと抱きしめて
そのままソファに押し倒した
潤「へっ…あっ…ちょ…っ」
翔「可愛すぎだろっ…なんだこれっ」
潤「はぁっ!?自分が用意したんでしょ??」
翔「似合いすぎっ…可愛い…潤…最高…」
潤「ば…ばかっ…変態っ…」
ちょっとした取っ組み合いになった
短いスカートで脚をばたつかせるから
ニーハイを止めるガーターベルトが白い肌に擦れる…
ふわふわと浮くスカートの中には
白いレースの下着が見えた
翔「ふふ…偉いね,ちゃんと下着も着たんだ…」
潤「やぁ…だって…もぉ…バカっ」
スカートを抑えて丸くなる
…そのカッコ…萌える…
翔「ご主人様に向かって…バカバカって…悪い子だなぁ…」
潤「だって翔くんがっ…」
翔「ご主人様♡…って呼んで…?」
頬を真っ赤に染めて文句を言う潤が
ぐっと押し黙って俺を見た
潤「ご…ご主人様…メイドに手を出さないでください…」
少々睨みつけながら
反抗的なメイドだった
翔「ハイハイ…解りました♡」
でも…先は長いからね…
御楽しみはこれから…
そう思って覆いかぶさっていた潤の上から退いて
目の前に潤を立たせて
もう一度じっくり眺めた