• テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第56章 アセビ


Sho side

翔「ただいま~っ」

思ったより早く取材が終わって
夕方には家に帰りついた

おそらく荷物が届いてるから…

いよいよお楽しみの時間♪

明日は夕方からの収録だから
時間はたっぷりある

潤「おかえり…」

リビングからこそっと出てきた潤はなんだか元気がなかった

翔「どした…?具合悪い…?」

近づくと,顔を赤らめて首を振った

潤「悪くない…」

翔「ホント…?ならいいけど…」

引き寄せて抱きしめると
胸をグイッと押し返された

潤「なんか…届いた…」

俯いたまま,少し頬を赤らめてる

翔「見た?中身…」

潤「…見たよ…ナニ…あれ…」

少し怒ったように俺を睨んだ
その頬を両手で挟んで俺の方にしっかりと向ける

翔「俺の…お願い…聞いてね…?」

潤「あれ…着るの…?」

翔「今日はこれから,潤は俺のメイドさん♡」

潤「…まじか…」

メイド服を前に,脱力して椅子に座り込んだ

翔「約束だからね♡俺のお願い,きいてね?メイドさん♡」

笑いかけると,また深いため息を吐いた

翔「さ,着替えてみようかっ♪」

箱を開けてメイド服を取り出す
清楚な感じの…うん…理想通り…
潤に似合いそう…

翔「手伝う…?」

聞くと,慌てて服をひったくり
ふるふると首を振った

/ 1617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp