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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第53章 ダイヤモンド


Kazunari side

翔「よし…だいたいこんなもんかな??」

智「うん,運び込むモノは以上です」

雅「やったぁ!!!おわったぁ!!」

俺と智…以外の
3人の活躍で

あっと言う間に引っ越しは完了した

ゲームをやって寝るだけの
広々とした部屋に

段ボールがいくつも積まれて

ふわっと智の匂いがした


和「あ…俺…買い出し行ってくる…」

自分の家なのに
なんだか落ち着かなくて
慌てて財布を持って玄関に向かった

潤「俺も行くよ…いっぱい買うだろ?」

潤くんが男前な顔をして
ついて来てくれた

和「潤くんが行くなら財布持ってこなきゃよかったなぁ」

潤「なんでだよっ,今日ぐらい奢れやっ」

そんなこと言って軽くどつかれたのに
結局コンビニでの支払いは潤くんがしてくれた

和「ごちそー様ですっ」

潤「おかしいな…なんでだ…?」

潤くんは真剣に首を傾げていた


潤「ニノ…指輪…見せて?手作りでしょ??」

和「あ…うん…」

潤「ブレスレッドといい…ホントすごいね,大野さん…愛だね」

和「…うるさいよ…」


部屋に戻ると
やっぱりそこは
俺の家のようで
そうじゃなくて…

智のモノ…
智の匂い…

そう言えば今着てる服も智の服…

指輪も,ブレスレッドも…

あぁ…俺…智に埋め尽くされてる…??

翔「ニノ…なんで顔赤いの?」

荷物を受け取りに来た翔くんに声を掛けられて焦った

和「べ…別に…」

翔「幸せそうな顔して~~」

潤「ニノのこんな顔見れるなんて,さすが大野さんだよね…」

これ以上ないくらい幸せそうな二人に言われても…
と,反論しようとしたけど

実際…俺…幸せだ…

そう思ったら何も言えなくて

ただ赤くなる顔を隠すように
キッチンへ逃げ込んだ
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