• テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第51章 カーフ


Masahiro side

熱の溜まる躰を抑え込んで
雅紀の隣で眠りについた


朝…陽の光に包まれて
目を開けると,目の前に雅紀の寝顔

無防備な寝顔にまた熱が湧き上がってくるのを感じた

でも…

たぶん,雅紀はこれ以上を望んでないから…

慎重にいかないと…

ここから先は
雅紀には苦しい思いもさせるから

突っ走るわけにはいかない…

俺って意外と理性的だ…

そんな自分に感心しながら
躰を起こした

雅「ん…ぅ…松に…」

ベッドが揺れて雅紀が目を覚ました

寝ぼけた様子で俺を手さぐりに探す

昌「おはよ…ここにいるよ?」

その手に手を添えて
自分の頬にあてると

嬉しそうに微笑む

さっき突っ走らない…と決心した理性が
もう揺らぎそうになった

雅「んんっ…んっ,んっ,ん…ぁんっ…」

深いキスを落として
舌を吸い上げると

ビクッと雅紀の躰が揺れて

慌てて唇を離した

雅「はぁ…ん…松にぃ…?」

熱っぽい声で呼ばれたのを
口の端で笑って誤魔化した

昌「朝飯,作るな?」

それだけ言って躰を離して
一足先にベッドを抜け出した

もうすぐ
雅紀の方から求めてくれるかもしれない…

そんな期待を胸に秘めて…

/ 1617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp