• テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第49章 カカオフィズ


Ken side

4人で飲んでから…
斗真がV6の楽屋に遊びに来ることがなくなった

坂本くんと同じ楽屋にいても
俺の頭の中は斗真ばっかりだった

やっぱり…俺には坂本くんより
斗真の方が大きな存在になってる…

けど,せっかく斗真が好きだって自覚したのに…会えないんじゃ話にならない…

映画いっぱい出てるし…忙しいのかな…

V6の20周年コンサートツアーが始まって
俺もなかなか時間がとれなくて…
あれっきり会えてない…

井「最終日,関係者席いっぱいだよっ…さすが嵐だねっ」

健「見せて~~」

予約の名前を何気なく見てると
“生田斗真”の文字を見つけた

健「あ…」

剛「なに?どしたの?」

剛が俺の後ろから
肩に顎を載せて覗き込んできた

健「あ…んーん…見る?」

剛「さんきゅー」

剛に紙を渡して
ソファに座り込んだ

坂「どーした?顔赤いよ?」

健「え?そぉ??」

自分の顔をペタペタ触って
なんか恥ずかしくなって
ソファに突っ伏した

名前見ただけで…ドキドキしてる…

健「ねー…最終日さ,こんなに来るなら…皆で飯いこー?嵐とか,みんな誘って」

顔だけあげて誰ともなしに言うと
みんな各々了承の返事をくれた

…これで,斗真に会える…

斗真ならきっと来てくれるから…

なんだかわからないけど
そんな自信があった

早く会いたい…

/ 1617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp