第48章 ストロベリー
Jun side
潤「翔くんは俺だけのなんだから」
たとえほんの数秒でも…
俺以外を見て欲しくなくて
あたたかいシャワーをかけてもらいながら言うと
翔「そうだよ?潤だけだよ…ほら,脚開いて…」
蕾のナカに翔くんの指が挿入ってきた
潤「ぁんっ…ぁ…だめ…っ」
俺以外と見つめあったことを言っていたはずなのに
その刺激であっさり思考は快感に染まった
浴槽に入りたいと言ったのに
酔ってるからだめだと翔くんに言われて
潤「寒い…」
風呂を出て髪を乾かしてくれて…
一緒に潜り込んだベッドの中で
…寒くなんてないけど浴槽に入りたかったから…
また文句を言いながらぎゅっとくっつくと
翔「ん…あっためてあげるから…」
腕枕をしてくれながら
しっかり躰が抱き寄せられた
潤「翔くん…だいすき…」
その体温が心地よくて
シャワーを浴びたことで
少し収まっていた睡魔がまた襲ってくる
翔「あいしてるよ…潤」
軽く首を起こした翔くんに
優しく頬を包まれて
潤「んっ…ん,ふっ…んん…っ」
小さな水音を立てながら唇が重なった
行為の疲れと眠気で重たい腕を動かして
シーツの上で探した翔くんの手を握ると
きゅっと握り返してくれて
代わりに唇が離れていった
潤「……ねむぃ…」
苦笑とともに
翔「おやすみ…潤…」
柔らかい声が耳に入ってきて
翔くんが起こしていた首を戻して
また躰が温かく包まれると同時に
意識が夢の中に落ちていった