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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第48章 ストロベリー


Jun side

健「なあ櫻井,いつ?教えてよ~」

健くんが少し起き上がって

翔「いや…あの…」

視線を逸らす翔くんに聞く

それを横目で見ながら

俺の頭の中には
酔っ払って俺のことを天使だとか言う翔くんとか
忙しくて疲れて甘えてくる翔くんが
ぐるぐると回って顔が熱くなってきた

それを紛らわすように
グラスの中のビールを一気に煽ると

健「あれ,松本顔真っ赤だよ?」

楽しそうに笑う健くんの視線が今度はこっちを向いた

思わず頬を手で触ってしまって

助けを求めるように翔くんを見ると
苦笑が返ってきた

潤「よ,呼んでませんよっ」

逃げるようにそう言って

潤「おい斗真!笑ってないで助けろよ!」

ソファの上で成り行きを見ていた斗真に言うと

斗「いや…俺には…」

その斗真の声に

健「おい松本,斗真にキレんなよ」

俺が健くんに怒られた

潤「元はといえば斗真が健くんにタメ口で話してないからだろ!」

自分でも無茶苦茶だと思う言葉を斗真にぶつけると

斗「なんでだよ!」

笑いながら斗真も応戦してくる

健「お前先輩の声無視すんなって!」

健くんの声と

翔「もー潤,こっちおいで」

翔くんが俺を呼ぶ声が重なって
腕を引かれて翔くんの隣に戻された
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