第48章 ストロベリー
Sho side
万全の態勢じゃないけど
2人で肩を寄せ合って
同じ空間で同じ時を過ごす
今までも仕事や生活の中で
“幸せ”と感じることは
沢山あったけど
そのどれとも違う
2人で感じる幸せは
とても特別なモノだと思う…
潤「あっ…も…っ…ちょ…ダメっ…」
後ろから抱きかかえるようにして
ボディーソープで滑る手を
潤の胸に何度も滑らせていく
翔「動いたら洗えないだろ?」
身じろぐ潤をギュッと抱きしめて
主張し始めた胸の飾りを指で弾く
潤「んぁっ…洗って…ないっ…」
腕の中で綺麗な躰が
ビクンビクンと跳ねて
次第に耳も首も躰もピンク色に染まっていく
その姿を見ているだけで
中心に熱が集まっていくのが分かった
潤「あっ…ん…翔くんの…すごい…」
潤が腰に当たるソレに気づいて
顔だけ振り返って照れながら笑った
翔「今日は初夜だから…ベッドで…って思ったんだけど…我慢できないや…」
潤「初夜って…っ…あぁっ…」
双丘に熱い塊を押し付けると
またビクビクと躰を揺らした
“結婚式”なんて立派なモノじゃないし…
籍も入れられるわけじゃない…
でも…今日は…俺達の始まりの日って言ってもいいんじゃないかな…?
指に光るシルバーリングが目に入るたびにドクンと躰が熱くなる
翔「なぁ…ココでもいい?」
シャワーで泡を流しながら
後ろからギュッと抱きしめると
俺の腕の中で潤が躰の向きを変えた
潤「んっ…いいよ…俺も我慢できない」
ギュッと抱き着いてきた潤の中心もしっかり上を向いて蜜を溢していた
翔「ちょっと待って…」
浴室のドアを開け
さっきシャンプーと一緒に
鞄から取り出したものを持ち込んだ
潤「は…?…翔くん…なんで持ってんの?」
俺の持つ物を見て潤が抗議の声を上げた