第48章 ストロベリー
Jun side
翔くんと手を繋いで寝室に入ると
潤「わ…おっきいね…」
今までお互いの家にあったものでも
充分二人で狭くなく寝れていたけど
それよりも一回り以上大きいベッドがあった
その隣には間接照明があって
窓には真っ白なレースのカーテンと
遮光カーテンがかけられている
翔「すげーふかふか…」
翔くんがベッドにぽふんと座って
翔「潤もおいで?」
片手を伸ばしてくれるけど…
“俺たちのベッド”って考えると
緊張して顔が熱くなるのがわかる…
潤「うん…」
そう言ったまま動けないでいると
潤「わっ…」
くっと腕が引かれて
翔くんの腕の中に躰が収まった
ぎゅっと抱き締められて
暖かい体温にくっつくと緊張が少しずつ解れてくる
翔「荷物運んで…早くここで一緒に住もうな…」
耳元で聞こえる大好きな声…
潤「うん…荷造りもあと少しだけだから…」
首元に顔を埋めて言うと
翔「潤…あいしてる…ずっと一緒にいよう…」
頬に手のひらが添えられて
首元からずらされた顔に翔くんがちかづいてきた
潤「あいしてる…離さないでね…」
言い終わると同時に唇が重なって
潤「んっ…ん…んん…っ」
深くなる口付けに
翔くんの首に腕を回した