第47章 チューリップ
Jun side
翔「じゅーん…?」
翔くんから逸らした顔を追いかけられるから
勢いよく胸に顔を押し付けた
潤「明日朝8時」
胸元で呟くと
翔「え?」
聞き返されるから
潤「ちゃんと起こしてね?」
顔をあげて見つめて言うと
翔「承知しました」
笑ってポンポンと髪を撫でられた
そして
翔「明日は…和食がいいな」
同じように見つめて言われて…
潤「翔くんの好きな貝メニュー作るよ」
ほっぺにキスをしながら言った
起きれなかったわけじゃない…
でも…翔くんがいないから
翔くんからの連絡にすぐ気づきたいから…
深く眠ることができなくて…
ずっと寝た気がしなくて…
昨日…いや,今朝か…
数時間だけどやっと深く眠ることができた…
翔くんの顔が若干丸くなったのも
俺が寝不足だったのも
傍にいればすぐに解消されるから…
また今日からバランス考えたご飯を毎日作ってあげようと心の中で呟いた
翔「ごちそうさまっ」
食器をキッチンに一緒に下げて
翔「俺風呂ためてくるね?」
洗い物終わったら一緒に入ろう?と
後ろから抱き締められる
潤「うん♪」
背後を少し振り返ると
潤「んっ…んん…っふ,ぁ」
唇が重なって…
昨日からもう何度もしてるのに
それでもまだ
ずっとこうして触れていたい…