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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第46章 ヒヤシンス


Jun side

「「「乾杯っ」」」

行き慣れた居酒屋の個室で
斗真と旬と俺の声が重なった


旬「潤なんか今日元気なくない?」

ある程度酒が進んで
3人共ほろ酔いになってきた頃に旬に聞かれて

潤「そんなことねーよ?元気だって」

ずっと頭の片隅にあるモノを自覚しつつ笑顔を向けた

旬「ならいいけど…」

なんかあったら話くらい聞くからな?

そう言う親友の優しさがあったかかった


あれ以来沸き上がったモノが消える事はないけど
確かなカタチはどうしたって得られないから…

二人で傍で寄り添っていることができれば
それが幸せのカタチなんだと
自分に何度も言い聞かせていた

好きな人と一緒にいれて…
こんな悩みを持つことがきっと贅沢なんだと…


斗「潤,携帯鳴ってる」

旬と笑いあっていると斗真に言われて
携帯の画面を見ると翔くんからだった

潤「あ,翔くんだ…」

ポツリと口から出たひとり言を

旬「櫻井くん?ほんと嵐って仲いーな」

旬に拾われて慌てて肯定の返事をすると

斗「翔くん呼ぼうよ!俺久しぶりに会いたい」

向かいに座っていた斗真が
そう言いながらパチンと小さくウインクをしてきた

それに内心苦笑しながら感謝して

潤「旬は?呼んでも大丈夫?」

旬「全然いいよ!」

翔くんに

[斗真と旬が会いたいっていうし翔くんも来ない?]

メールを返して携帯をテーブルに置いた
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