• テキストサイズ

FIVE COLOR STORM

第3章 ドルフィン*Dolphin*


<潤>

和「潤くんおめでとう」

斗「お誕生日おめでとうございます!怪我は完治ではないですからね?無茶しないように」

智「松潤おめでとう,お大事にね」

翔「潤…おめでとう…てか雅紀は?」

雅紀と結ばれてから数日…

潤のベッドの周りをみんなが取り囲む

今日は潤の誕生日…そして退院日でもある

潤の傍らにはラッピングされたプレゼントが
いくつか置かれていた

潤「ありがとう♪雅紀は…今日はシフト入ってるみたい」

潤と雅紀のことを知ったみんなは
優しくあたたかく祝福してくれていた

翔「そっか…じゃ,雅紀の代わりに下まで荷物持ってやるよ」

ベッドから立ち上がる潤の荷物を翔が持ち上げると

潤「助かる,ありがとう」

潤もそれに素直に甘える

斗「治ったらプライベートで遊びましょうね」

翔「そうだなっ!みんなでどっか行こうぜ!」

そう言う斗真と翔に了解の返事をして
潤はゆっくりと翔と一緒に病室を出た

それを見送った斗真は仕事に戻る

智「カズまだ時間あるの?」

和「ん…あと少しなら…」

同じように見送った和也と智は

軽くその場で影を重ねてから智の病室に入っていった


あの日から…
以前より頻度を増やして雅紀は御見舞に来てくれて

潤も暇があれば売店に顔を出していた

今日も…雅紀は仕事ではあるけれど
せっかくの潤の誕生日…

仕事が終わり次第
潤の家に来てくれることになっている


潤「ごめん翔くん,売店…寄っていい?」

隣を歩く翔に声をかけると

翔「もちろん,俺そこで待ってるな」

ニヤリと翔は笑って
近くの柱に凭れるようにしながら潤を送り出した

それにお礼を言って潤は売店に向かった
/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp