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FIVE COLOR STORM

第3章 ドルフィン*Dolphin*


<潤>

また,同じ…
潤の躰に残る温もりが
潤の躰に熱を落とした

潤「っ…ふ…ぅ……」

触れた胸の尖りに自分の指を近づけると
さっきの感触が鮮明に甦ってくる

潤「あっ…」

いきなり熱を持って主張し始めた潤の中心
一番驚いたのは潤自身だった

バンダナを握りしめて
反対の手でそろりと
自分の中心に手を伸ばす

潤「っ…ふ…ぁ…」

いつもよりドキドキして
敏感に感じてる自分に
さらにドキドキが増した

漏れそうになる声を抑えようと
バンダナを持った手を自分の口元にあてた

潤「っん…んっ…」

バンダナから漂う微かな香りと
躰に残る感触がすぐに絶頂へと導いていく

潤「っ…ん…ふぅっ…んんんっ…んっく…っ…」

あっという間に登り詰めた潤は
あっけなく白濁液を手の中に放った

潤「はぁ…」

潤は自分の放ったものと
手に残ったバンダナを見つめた

潤に触れたのは男だったと思う

滑らかな手だったけど
少し骨ばってごつごつしていた

それに,バンダナは黒の迷彩柄…

女性が持つデザインとは思えなかった

潤「誰なんだよ…」

汚れた手を軽く拭って
またごみ箱をティッシュでいっぱいにした

手を洗うために松葉杖でトイレに向かうと

潤「え…??翔さん…??」

思いがけず,翔と遭遇した

そして…

斗「あれ…潤くん…?どーしたの?」

後ろからは看護師の斗真が
私服姿で立っていて

思わぬ3人が顔を揃えて

潤は慌ててカピカピした手を後ろに隠した

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