第2章 ナービー*Nabi*
Kazunari side
潤の蕾に自分自身をあてがって
ローションを垂らしてから
ゆっくりと腰を推し進めた
潤「…っ」
潤が息を詰めると
ものすごい締め付けられる
それでもゆっくり腰を押し付けると
先端がナカにズリズリと惹き込まれた
や…ばい…
締め付けとナカの熱に
全部持っていかれそうな感覚になる
歯を食いしばってそれに耐えた
潤「ん…はぁっ……っ」
潤がゆっくり息を吐いてくれて
それと同時にナカが少しだけ緩んだ
体重を乗せ続けていた俺は
緩んだ拍子に一気に潤のナカを貫いてしまった
潤「んぁぁっ…」
潤がギュッとシーツを握った
和「あっ…っぁああっ…」
ぎゅうぅっとナカが
搾り取るように俺を包み込んで
堪えきれずに熱を吐き出してしまった
潤「え…?かずっ…大丈夫??」
荒い呼吸を整えながら
潤が俺を覗き込む
和「あ…っ…ごめ…」
イっちゃった…
俺は腰を引いて潤のナカから中心を取り出す
潤「んっ…ぁ…はぁっ…」
抜き取ると同時にゴムがポトンと落ちて
たっぷり出た熱がそこに溜まっていた
和「ごめん…なさい…」
なんだか情けなくなって涙が出てくるのを必死でこらえた
そんな俺を潤が起き上がって
そっと抱きしめてくれた