第2章 ナービー*Nabi*
Jun side
唇が離れて
和也がじっと俺を見てくる
潤「どうした?」
慣れてない和也が可愛くて…
和也と一つになるのは俺が初めてなんだと思うと嬉しくて
緩む頬を隠せずに聞くと
和「俺だけ…?抱かれるの…初めて?」
ちょっと唇を尖らせて聞いてきた
その顔も気持ちも可愛い…
さっきされたように
両手で和也の頬に触れて
唇を重ねてから
潤「当たり前だろ…俺のこと抱くのは和也が初めてだし…この先も和也だけだよ」
そう言って
潤「ほら…おいで…?」
開いた脚の間に和也の躰を導いた
潤「俺のハジメテ…もらって?」
緊張してるような顔してる和也の頭を撫でて
俺自身もふぅっ…と小さく息を吐く
それがバレたのか
和「潤も緊張してるの…?」
自分だけじゃないのがわかって
逆にちょっと緊張が解れたような和也に
潤「そりゃね…好きな人とするわけだし…初めてだし…」
ふふ…と笑いかけると
和「優しくするからね…」
和也も小さくだけど笑ってくれた
潤「うん…」
和「いれるね…?」
その言葉と同時に
蕾に和也のが添えられて
くっと少しナカに挿入ってきた
潤「…っ」
予想以上の圧迫感…
でも見上げた和也も苦しそうで…
潤「ん…はぁっ……っ」
深く息をゆっくり吐いた