第2章 ナービー*Nabi*
Jun side
和也がなんだかお姉さんの話をしてるけど
その話をしながら
ぬるぬるの和也の指が蕾に触れて
くっと押し込まれて
潤「っ…ん…ぅっ…」
初めて感じる圧迫感に
ほとんど和也の話は頭にはいってこなかった
和「潤…痛い?」
指を押し進めながら
和也が俺の顔を覗き込んでくる
潤「だい…じょぅぶ…だよ…っ」
ちょっと不安そうな顔に
なるべく笑顔を向けると
和也の顔も少し緩んだ
でも深く指が挿入ってくると
苦しくて…
潤「ぁっ…ぅ…んっ…」
自然と息を止めてしまう
なるべく意識して息を吐き出して…
潤「はぁっ…ぁ…ん…っ」
ぎゅっとシーツを握っていると
和「潤…はいったよっ」
和也の声が聞こえて
その手をシーツから外して繋いでくれた
潤「ぅん…っ」
なんとかそれに返事をすると
和「二本目いれていい…?」
入口にもう一本宛がわれた感覚がした
最初より…
少し慣れたからか苦しくないし
深く息を吐いてから
潤「ん…ぃぃよ…」
そう答えると
ナカの指に添うように指が増やされた
奥まで埋め込まれて
その指がぐるっとナカを動いた瞬間
躰中がビリっとして
潤「んぁあっっ」
躰が跳ね上がったと同時に
苦しさも違和感もわかんなくなるくらい躰が熱くなった