第2章 ナービー*Nabi*
Kazunari side
潤の躰は気持ちよさそうに揺れていて
ちょっと安心した
頑張らなくていい…って言われたけど
やっぱり頑張りたい…
少しでも潤に気持ちよくなってもらいたい…
脚を持ち上げると
潤の蕾が見える
ドキドキして食い入るように見つめた
潤「ちょ…かず…そんな広げないで…」
脚をガバッと広げて抑えていたから
潤が恥ずかしそうに身を捩った
和「だって…よく見えないから…」
その脚をさらに上に押しあげる
潤「あっ…も…そんな見るなっ…」
潤が隠そうとする手も一緒に抑えつけた
和「だって…ちゃんと見ないとわかんない…」
潤「触ればわかるだろっ…」
和「うん…触っていい…?」
指で蕾をツンツンと押してみる
潤「っ…ぅ…っ…」
潤がくぐもった声を出して
キュッとソコに力が入った
ここに…入れるのかな…
ちょっと…信じられない…
和「あっ,そーだ!ローション!!」
潤「へ…?」
和「ちょっと待ってて!!」
俺はベッドから飛び降りて
引き出しの奥にしまってあった
使いかけのローションを取り出した
和「これがあれば大丈夫だからねっ」
急いで潤の元に戻ると
潤にニコっと笑いかけて
ローションのふたを開けた
潤「…なんで…そんなの持ってるんだよ…」
潤が怪訝な顔で俺を見た
和「ん?これ…かってみたの…すごいドロドロしてるのっ…ほら…ね?これで…一人でシても…気持ちよかったよ…」
自分で言ってて恥ずかしくなって
思わずドロドロの手で潤の中心を握った
潤「あ,んんっ…そーじゃ,なくて…っ…なんで…知ってるの…?」
和「なんかね,姉ちゃんの部屋にあったBL本読んだら…これだけは絶対必要だって書いてあって…だから…」
説明しながら必死にその本の絵を思い出した
まず…手で温めて…それから…ゆっくり指で解す…
傷つけないように…優しく…
思い返しながら,その通りに指を進めた