• テキストサイズ

FIVE COLOR STORM

第1章 チャンパー*Champi*


Sho side

和「愛しています…心から…」

ベッドの上に沈む俺を
雅紀とかずが見下ろしている

かずのその言葉を聞いて
心臓がドクンと大きく高鳴った

かずを見ていた視線を雅紀に移すと

雅「坊っちゃま…愛しています…」

雅紀からも愛を伝えられて
また心臓が大きく鳴る

翔「…雅紀…かず…」

ずっと憧れていた2人に
“愛している”と言われて

なぜかぎゅっと抱き締めてほしくて

目の前で俺を見つめている2人に手を伸ばすと

両側から2人の腕が躰に回って

翔「んっ…ぁ…」

両方の首筋に唇が触れた

2人の唇が触れたところから
躰が熱くなって

俺の声と思えないような
高い…喘ぎ声のような声が口から漏れて

慌てて手のひらで口を塞ごうとすると

和「可愛いです…坊っちゃま…」

雅「声…我慢しないで聞かせてください…?」

かずにその手を柔らかく抑えられて
手の指を絡めて繋がれた

恋人繋ぎのようになったそこからも
どんどん躰が熱くなってくる

翔「…でも…」

漏れた声が恥ずかしくて
2人を見上げると

和「大丈夫ですよ…坊っちゃま…」

かずが微笑って頬にキスをしてくれて

ふわっと躰の力が抜けていった
/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp