第3章 3
Satoshi side
深く唇を重ね合わせたまま
キツく抱き締めあって
一頻り涙を流した後
和「…ねえ,俺も償うから
だから,聞きたいことがあるんだ」
ゆっくり躰を離してそう言った和也の表情は
落ち着いていて
償うのは俺だけでいい
そう思うけど
これからも傍にいるために
モヤモヤは今のうちに解消しておきたい
でも
智「ん,何でも答えるよ
…でもさ,先にシャワー浴びよう?」
腹壊すよ?と耳元で囁けば顔を赤く染めて
自ら腰をあげてナカに挿入ったままのモノを
抜きだそうとするけど
和「…っ,ぁ…」
微かな刺激に躰が崩れ落ちてくる
それを抱きとめて
モノを抜いてから
和也の躰にシーツをかけて
抱き上げて浴室まで運ぶ
浴室の床に降ろして温かいシャワーを
和也にかけてから自分にもかけて
躰を綺麗に洗っていく
長いこと一緒にいるのに
一緒にシャワーを浴びるのは初めてで
なんだか照れくさくて
和也も同じなのか
視線をずっとそらされている
それでも素直に俺に躰を洗われてる和也が
可愛くて愛しい,と思う