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大野さんのバカ

第4章 4


Kazunari side

冷たくしたり

上手く言葉にならなかったり

傷つけるようなことを言ったり

自分でもひどいと思うのに

智は全部叶えてくれる

償い…とは思ってほしくない…

そんな風にやらせたくない…


智「ココを和也の場所にしよう?…おいで?」

そういって包まれた胸の中は
とても暖かくて

償いなんかじゃない…

それ以上の智の想いがちゃんと伝わってくる

何度も何度も柔らかいキスが降ってきて

用意されたマットの上に沈んだ頃には

智の愛に溺れてるみたいに

もう,何も怖く無かった

和「んんっ…ふ,ぁっ…んっ智っ」

智の唇が,耳を通って首筋へ降りていく

少しずつ,溶かされていく

シャツの中に手が入り脇腹を滑る

和「ぁっ…んんっ」

小さな刺激だけで躰が熱くなって

ピクンと反応してしまう

智が触れるだけで

そこから躰が痺れていくみたいだった

和「はぁ,智っ…好き…」

智の首に腕を絡めて

もう一度自分からキスをする

今度はちゃんと届いた気がして

躰に,ドクンと熱が溜まった
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