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大野さんのバカ

第4章 4


Satoshi side

ソファの上ならまだしも
ココは床で
しかも冷たいフローリングで

でも和也がここがいい,というなら

俺にできるコトは叶えたい

智「和也…」

後ろから抱き締めて呼びかければ

和「…ごめん…」

申し訳なさそうに謝ってくるけど

そもそもは俺が悪いんだ

だから

躰の向きを変えさせて

和「んぅっ…んっ…」

短く深いキスを落として

智「ちょっと待ってて?」

強く抱き締めてから腕を離した

急いで寝室に入って
柔らかめのマットを1枚リビングに運ぶ

それをさっきまで俺と和也が
いたところに敷いて

智「これなら少しは痛くないと思うから
ココを和也の場所にしよう?…おいで?」

腕を引っ張れば大人しく
腕の中に収まってきて

優しくキスを繰り返しながら

和也の躰をマットのうえに押し倒した

智「痛くない?…これで,いい?」

見下ろした和也の瞳は潤んでいて

和「…ありがと」

呟くように
申し訳なさそうに
でもどこか嬉しそうに
そう言う和也が可愛い
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