第4章 PRESENT OF HEART
ちろ5-① 「にぃにも感謝を」
<潤>
潤「わっ…落ちる…っ」
和「もー降りるーっ!」
翔「潤大丈夫か?カズもっとこっち…」
雅「ぉわ…さとに…っ」
智「いてっ…ほら雅紀ココおいで?」
ソファの上でみんなでぐちゃぐちゃになって
誰が何やってんだかわかんない
だけど
母さんたちに感謝して
改めてココにこうしていられるしあわせを感じて
嬉しくて
潤「ふふっ」
思わず頬が緩みながら
落ちそうになった躰を引き上げてくれた
翔にぃにしがみつくように抱きつくと
潤「んぅっ…ん…」
片腕で俺
片腕で和にぃを支えるようにしていた翔にぃに
唇を塞がれた
雅「ちょっ…智にぃどこ触って…んっ」
智「んー?ふふ…だって可愛いのがあったんだもん」
ソファの反対側からも
甘い声が聞こえてきて
しあわせを実感していたからこそ
にぃと触れていられることに
余計熱が高まって
潤「んっ…ん,っふ…ぁ…」
和「あっ…ちょ,翔にぃ…だめっ…潤くんっ!」
翔にぃの腕の中に身を委ねかけて…
和にぃの声も聞こえて…
名前を強く呼ばれて…
…あ…
潤「んっ…はぁ…翔にぃっ…今日は俺たちがいっぱい気持ちよくしてあげるからっ!」
このまま委ねちゃ今日はだめなことを思い出して
和にぃと一緒に
翔にぃを引っ張ってラグの上に降りた