第4章 PRESENT OF HEART
ちろ4―① 「メインディッシュに向けて…」
<潤>
翔「んっ…はぁ…」
お風呂場の中に唾液と蜜が絡まる音と
翔にぃの甘い吐息が響く
潤「しょ…に…きもちっ…?」
舌を中心に這わせながら
見上げて聞くと
翔にぃの手が俺と雅にぃの髪を撫でた
翔「ん…すげー気持ちいよ…っあ…」
その言葉に雅にぃと目を合わせて微笑って
雅にぃと同時にちゅっと先端に吸い付くと
翔「ぁあっ…あ…イく…っ」
ビクンと翔にぃの腰が跳ねて
髪を撫でてた手にきゅっと力がこもった
雅「はぁ…翔にぃ…いいよ…?」
雅にぃがそう言って
中心に手を添えた途端に
翔「あっ…あ…んぁっっ」
そこから白濁が飛び出して
「「んぅ…っ」」
先端に舌を這わせてた
俺たちの顔に勢いよくかかった
それを見た翔にぃが
翔「はぁ…ごめ…でもすげーエロい」
顔に手を伸ばしてきた……と同時に
和「なにしてんだよっ…」
和にぃの声が風呂場に響いた
その声に顔を向けると
頬を赤く染めて雑巾を握った和にぃがいて…
「「あ…」」
何のためにココに来たのかを思い出した
同じく思い出したらしい雅にぃと視線が絡む
翔「和もおいで…?」
翔にぃの甘い声も今の和にぃには通用しなくて…
2階にいるらしい智にぃのとこに行ってもらって
雅にぃは風呂掃除
和にぃはリビング
俺は昼ごはんの支度にとりかかった