第4章 PRESENT OF HEART
チャコ①-1 「特別な休日にも甘い朝」
〈智〉
朝起きた時から
弟たち3人が
ずっと部屋の隅でイチャイチャしてる
きっとなにか企んでるんだろうけど…
たまに俺を見たり翔くんを見たりして
コソコソ…
こっちに向けてるお尻が可愛いから
見てて飽きないけど…
翔くんはさっきから
熊みたいにうろうろ3人の周りを徘徊していた
雅「ほら翔にぃはゆっくりしてて?せっかくの休みなんだから…」
雅紀にグイッと引っ張られて
翔くんはあっけなく俺の所に連れ戻された
翔「…智くん…どうしよう…」
座らされた翔くんは何やら深刻な顔をしている
智「んぁ?…なにが…??」
翔「潤が反抗期になっちゃったっ!!」
そう叫ぶように言う翔くんはもう半べそだった
…反抗期…?あの可愛い潤が…?
ふと3人に目をやると
真っ赤な顔の潤が雅紀に唇を塞がれていた
よく見るとカズの手が服の裾から入り込んでいる
智「…いや…ナイナイ…気のせいでしょ」
でも翔くんは俺に縋りつく
翔「だっ…だって…だって…あっちイけって…言われた…」
まぁ…たしかに…
いつも翔くん翔くんっって
抱きついてる潤にそんなこと言われたら
ショックかもね…
智「まぁま…それより…暇だからおいら達も楽しもうか…?」
俺は翔くんの躰をソファに押し倒した
翔「えっ…ちょ…さとっ…あんっ…」
グイッとシャツをまくり上げて
胸の飾りを尖らせた舌でぐりぐりと刺激した
翔「あぁっ…んっ…さと,く…んんっ…それどころじゃ…なっ…ぁぁっ」
それどころだよ…
だって…あっちで弟たちが可愛くイチャイチャしてるんだもん
入れてもらえそうにないし…
智「俺たちは俺たちで…楽しも?」
翔「ひゃぁんっ……っ」
囁いてペロンと耳を舐めると
ビクビクっと揺れた躰から
甘い喘ぎ声が響いた