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5色のソラ

第3章 CARNIVAL NIGHT


ちろ③-1 「秘密の場所で…」

< 翔 >

ぐいぐいと智くんに腕を引かれて来たところは

みんなのいるところから少し離れた
木や草で囲まれたところ…

その中で太めの木に躰を押し付けられた

翔「…智くん…?」

向かい合う瞳がいつもとは違って…

思わず躰がぶるっと震えた

無言で着ていた浴衣を剥かれて

声をあげたとき
潤の声が微かに聞こえた

それを邪魔するなと追い払った智くんに

智「キャーキャー言われてそんなに嬉しかった?…あんなのさっさと追い払えよ」

言いながら胸の飾りをきゅっと強く摘まれた

翔「やぁぁ…許してっ」

ビクンと躰が跳ねる

智「だめ…わかってないだろ?ちゃんと躰に言い聞かせてやるよ」

片手で躰を支えられて

胸の飾りは口に含まれて…

手が中心を握った

翔「んぁあっ…やっ…智にぃ…っごめ,なさ…」

自然と漏れた呼び名に
一瞬智くんが満足そうに笑って

でも中心は容赦なく扱かれた

翔「ぁあっ…あっ…や,出るっ……あ…」

大きく躰が跳ねたところで
中心を離されて

智「イきたい?」

耳元で囁かれた

翔「んっ…イきた…」

いつもは優しい智くんが怒って…俺に触れて…

しかもここは外…

そんな空間が躰を熱くする

遠くで花火会場のアナウンスを聞きながら

翔「もう絶対しないから…だから気持ちよくして…っ」

強請るように智くんに縋る

智「じゃあ後ろ向いて木に手つけよ」

言われたとおりに智くんに背を向けると

翔「んぁっ…あっ…そんなとこ…やぁ…っ」

熱い智くんの舌が蕾に触れた
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