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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第4章 navy blue scene1


しばらくすると、雅紀の中が大きく畝って、俺を締め付けてきた。

「くっ…雅紀…キツイ…」

「やだぁ…なんかわかんない。わかんないのがくるっ…んんんっ」

そういうと、雅紀が腰を揺らし始めた。

「まさ、きっ…だめだって。そんな動いたらイクっ…」

「だって、なんかくる…くるんだもんっ…」

雅紀の先端から雫が落ちて、シーツに染みを作っている。

ビクンビクンと跳ねながら、雅紀は揺らしていた腰を止め、ずぶりと俺を飲み込んだ。

「ああっ…だめっ…」

そういうと、雅紀は果ててしまった。

俺はこの時、もうなんて言ったらいいか分からない喜びに包まれた。

嬉しくて嬉しくて、俺は雅紀を後ろから抱きしめた。

「雅紀、気持よかったの?」

「…うん…」

消え入りそうな声で雅紀が答える。

「嬉しい」

そう言うと、俺は大きくまた抽送を始めた。

「あっ…だめっ…そんなに激しくしちゃだめっ…」

雅紀が悲鳴を上げるが、もう俺は止まれなかった。

「雅紀、俺もイクよ…」

呼吸が荒くなる。

ちょっと苦しい。

でも、俺は。

雅紀の中に出したい。

もうそれしか頭になかった。

「あっ…はっ…まさ、き…」

「やっ…ああっ…潤…だめっ。やだ。なんか、なんか来る…」

「ああ、いいよ、何回でもイって?雅紀…」

「やぁぁぁ…!やだぁぁ…!」

「ああっ…雅紀、いっ…」

どくんどくんと、波打つのがわかった。

俺は雅紀の中に、思いの丈を存分に吐き出した。

雅紀も俺と同時に、何回目かわからない、熱い塊を吐き出した。

そのまま二人でドロドロのまま眠った。



なにもかもを忘れて。
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