第28章 みかん
「あ、にーの…反応してる…」
「んんっ…カズヤっ…だめだってぇ!」
「そんなこと言って…感じてるよ?ココ…」
カズヤの指がどんどんニノの中に入っていく。
そういえばアイツの指使いも凄いんだ…
「ああっ…だめっ…カズヤぁっ…」
ビクビクとまた、さっきとは違う跳ね方をする。
「あんっ…やめてっ…」
ニノがカズヤに懇願してる。
その姿がまたそそった。
「にーの…こんな姿、お兄さんたちが見たら、どうする…?」
「えっ…」
「きっとにーのすぐにヤられちゃうね…だってかわいいもん…」
「やっ…やだああ…」
「こんな可愛い声だすなんて、俺、知らなかったよ…」
「やだっ…も、やだっ…」
「お兄さんに、俺に突っ込まれてるところ見られたらどうする?」
「やだもうっ…そんなことばっかり言わないでっ…」
カズヤは俺を見た。
にっと笑っている。
(楽しんでね)
唇でそう言った。
ニノ…こいつはお前が思ってるほど、セックスに関してガキじゃねえぞ…
俺達より大人かも…
「もう、挿れるね。がまんできないよ…」
そう言って、カズヤはニノの身体を移動させた。
俺にはっきりとつながってる部分が見えるようにした。