• テキストサイズ

カラフルⅠ【気象系BL小説】

第28章 みかん


家に帰って3人に潤と智くんを招待するって話をしたら、カズヤが喜んだ。


それを見た大人3人はまた喜んで。


カズヤはとにかく俺達の「大事」がとても好きで。


俺達と同じように愛してくれる。


だから嵐のことも凄く愛していて。


ファンとかそういうのじゃなく。


家族のように思っているのだ。


潤と智くんを紹介することで、カズヤのなかでまた欠けたピースが完成するのだろう。


ニノが俺の顔を見て微笑む。


嬉しくなって、そっと後ろでニノの手を握る。


雅紀はソファに座って、カズヤを後ろから抱きしめている。


カズヤの話をうんうんと頷きながら聞いている。


その横顔は、本当に幸せそうで。


カズヤも一生懸命雅紀に、どれだけ嬉しいか熱弁している。


そっとニノにキスをした。


ニノは微笑んで、キスを返してくれる。


「今晩…一緒に…」


「にーのっ!今晩も一緒に寝ようねっ!」


「わかったよ。カズヤ」


にっこり微笑んで、ニノ母さんは俺を捨てた。


なんか…最近ずっとカズヤにニノを独占されている…


父さん、淋しいよ…母さん…

/ 1124ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp