第27章 ワインレッドscene3
更に腰を奥の方へぐいっと抉る。
潤の身体がビクビクした。
「あーっ…ヤバイ…ヤバイ…」
「なに?どうした?」
「なんか…怖い…」
「どうしたの?潤」
潤は首を振った。
「なんでもない…」
そう言って俺の方に手を伸ばした。
俺はその手を受け取って握った。
そのまま腰をまた突き上げた。
何度も何度も。
突き上げるたび、潤の中がぎゅっと締まって。
中が熱くなってくる。
うねりがいつもより凄い。
「う…潤…お前…」
「やだぁっ…恥ずかしいから見ないでっ…」
身体を捩ると余計にうねりが増す。
「まじやめろ…また持ってかれる…」
「だってえ…」
構わず腰を動かした。
抉って、突き上げて。
潤と俺がこすれる度に、俺の限界も近づいてきた。
「っふ…潤…気持ちいいよ…」
「あぁ…しょおくんっ…しょおくんっ…」
潤の乱れ方がいつもと違って、だいぶ俺は理性を失っていた。
腰を力いっぱい打ちつけた。
潤が悲鳴をあげる。
「ひゃっ…翔くんっ…ダメぇっ」
「ダメだ…潤が気持ちよすぎるから止らない…」
「しょおくんっ…待って…壊れるっ…」
「潤…だめだ…止らない」
息が継げない。
苦しい。
でも腰の快感が俺を暴走させて。
潤をいくら抉っても足りない。
もっと欲しい。