第27章 ワインレッドscene3

頭の芯が冷めてるのに、身体は熱い。


熱くて堪らない。


潤の中は今まで無いくらいうねっていて、俺を締め付ける。


「ああっ…しょおっ…」


潤が俺の肩をつかんだ。


ぎりっと爪を立てた。


それがまた俺の興奮を呼んだ。


「潤っ…！」


そう叫ぶと、潤の腰を持って更に抉った。


「やだぁあああっ…」


潤が痙攣した。


中がぐいっと更に締めた。


「あ…あぁ…」


俺は動けなくなった。


締め付けが凄くて、動けない。


「潤っ…どうなってんだよ…」


「や…だ…わかんない…わかんないぃっ…」


潤の痙攣は止らない。


それでも少し動かす。


「あっ…だめぇっ…」


潤の身体は逃げようとする。


「潤…だめ…逃げないで…」


「しょ…も…ダメだよぉ…」


「ああっ…イきたいっ…」


「潤もっ…イきたいっ…」


俺は肩に載せた手を取ると、ぎゅっと握った。


そのまま布団に押し付けた。


「潤…一緒に…」


そういうと潤は頷いた。


腰を動かすと、また潤はビクビクと身体を跳ねさせた。


構わず腰を大きくグラインドさせた。


「ああっ…もうっ…もうっ…」


潤が握った手をぎゅっと掴んだ。