• テキストサイズ

カラフルⅠ【気象系BL小説】

第27章 ワインレッドscene3


急に辺りが明るくなった。


光源に目をやると、後ろの障子が開いていた。


潤が肘をついてこちらをニヤニヤしてみていた。


「あー…」


昼間見てた俺にはなにも文句は言えない。


でもとりあえず、潤へのサービスとして手ブラをしてみた。


ちょっと恥ずかしそうに身体を捩ることも忘れずに。


潤は大爆笑していた。


うん。満足です。


潤の姿が消えたと思ったら、露天に入ってきた。


「おい。大丈夫なのか?」


「うん。ちょっと寝たら落ち着いた」


そういってドボンと露天風呂に入った。


俺も風呂に浸かった。


「ああ~夜風が気持ちいいな…」


「うん…いいねえ…」


潤の顔が一気に赤くなった。


お酒を飲んだ時よりも艶っぽい。


見つめていると、潤もこちらをみた。


くすっと笑うと、俺の足の間に入ってきた。


でもこちらを向いている。


普通、うしろから抱っこじゃないの?


「翔くん…おしおきしてもいい?」


「え?ダメ…」


「そんなこと言わないで…」


「なんだよ…」


「中イキさせてあげる…」


「え?」


「俺、翔くんに開発されちゃったから…わかるようになっちゃった」


「へ?」

/ 1124ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp