第26章 ホワイト
「え?そう?」
「もう夕方だよ?」
しまった…オンラインゲームのイベント逃した…
「あれ?カズヤは?」
「とっくに勉強してるよ…」
翔さんは呆れながいった。
俺もダメな大人になった。
「じゃあ、相葉さんも帰ってるの?」
「もちろん」
翔さんの笑いが苦笑になる。
「あー…いやちょっと疲れてて…」
そう言い訳してたら、翔さんにまた唇を塞がれた。
「ニノ…」
声に熱があった。
あ、やばい。
翔さん盛ってる…
そう思ったけど、俺は翔さんには逆らえなくて。
翔さんが俺を抱きたいと思ったら、どんな状況でも流されてしまう。
「あ…翔さん…夕飯どうするの…?」
「後で…」
そういうとまた俺の口を塞いだ。
後は喋らせてもらえなくて。
夜を待たずに身体を貪られて。
翔さんに乱されて。
シーツをぎゅっと掴んだ。
俺の背中にキスしながら、翔さんが動く。
激しく揺さぶられて、俺は快感が高まる。
翔さんのアソコが俺の気持ちいいところを擦り上げると、俺はあっけなくイってしまって。
翔さんは俺を抱きしめながら、たくさん俺の中に出した。