第26章 ホワイト
一軒家での新生活はとても快適で。
二階のカズヤの勉強部屋には、相葉さんちで使ってたシングルベッドを置いた。
これで一応部屋の形は整った。
寝室は二つに分けた。
二階に一個、一階に一個。
そこには新しくキングサイズのベッドを置いた。
どこで寝るかは個人の自由。
俺たちもそれぞれ自分の家から持ってきてたベッドがあるから、自分の部屋に置いて。
それぞれが寝る場所を確保した。
翔さん、相葉さん、俺、カズヤがそれぞれ部屋を持ったことで、より快適になった。
後の部屋は適当に割り振って、それぞれが趣味に使ったり、書斎にしたりした。
リビングは前よりも広いから、オフの日なんかは大半はそこで過ごす。
ゲームして、台本読んで。
カズヤはたまに二階から降りてきて、俺と一緒にソファで休む。
「にーの、最近俺と一緒に寝てくれないね」
「そうだっけ?」
寝室を分けるようになって、自然に決まってきた事があって。
一階は俺と翔さん、二階はカズヤと相葉さんが寝ることが多くなった。
まあ、その…
二人だけで、致すことも多くなったかもしれない…
「じゃあ今晩一緒に寝ようか」
「うん」
そういうと嬉しそうに笑った。