第24章 Coke+シーモスscene2
俺は相変わらず相葉さんの家に入り浸りで。
時々、翔さんや相葉さんとふたりきりになってはキスをしてた。
こちらは大人なので…
そりゃ、やることはやってるさ。
「にーの…」
「ん?何?カズヤ」
ソファで寝転がってると、カズヤが立っていた。
「にーのと一緒に寝たい」
「ん。おいで」
そういうと身体を奥にやってスペースを空けてやる。
これだけは以前と変わらない。
背中を撫でてやると、本当に幸せそうな顔をする。
「甘えん坊だな…カズヤは…」
「にーのだって、翔に凄く甘えるじゃん…」
「うっさい。生意気…」
そう言ってカズヤの頬をつねる。
「なんで雅紀には甘えないの?」
「アイツとは対等だから甘えないの」
「ふーん…」
そういうと俺の上着のボタンをいじりだした。
俺はカズヤを好きにさせてる。
甘やかすのは俺の仕事だ。
勉強を教えたり、怒ったりするのは後の二人に任せてる。
「ねえ。にーのは俺のお兄さんじゃないね…」
「え?なんで?」
「だって、にーのお母さんみたい」
「はぁ?」
キッチンから翔さんと相葉さんの大爆笑が聞こえてきた。
あいつら…
後で泣かす…