第24章 Coke+シーモスscene2
「和…好きだよ…」
そう言って俺をまた抱きしめた。
「うん…俺も好きだよ?相葉さん…」
びっくりしたような顔で俺をみると、また泣いた。
「泣き虫なんだから…」
相葉さんはその後、泣きながら俺の中で果てた。
こんなに感激されたセックスは今までなかった。
後々思い出してもちょっと笑えた。
そのまま、相葉さんは俺の上で眠ってしまった。
俺はずっと抱きしめて目が覚めるのを待った。
相葉さんは目を覚ますとすっきりした顔をしてた。
俺は安心して相葉さんを家に帰した。
そのままホテルで相葉さんと別れた。
そこからタクシーで帰るからと言って。
タクシーに乗ると、俺は自宅ではなく新宿に向かった。
世界堂の近くでおろしてもらうと、翔さんが言っていたゲイバーに向かった。
階段を登ると、煩い音楽と低音の黄色い声が聞こえてくる。
ドアを少し開けると、ウエイターがこちらに気づいた。
人差し指で呼ぶと、ママを呼んでくれと頼んだ。
ウエイターは変な顔をしながらママを呼びに行った。