第24章 Coke+シーモスscene2
俺を抱くとき、傷つけないようにと一生懸命になってくれた人。
愛おしいと思う。
応えたいと思う。
今は翔さんと相葉さん両方好きだけど。
そこは答えを出さなくていいと思ってる。
今は。まだ。
そのまま俺も隣に滑りこんで、相葉さんの腕の中で寝た。
一緒にこうやって二人で寝るのなんて、何年ぶりだろう。
子供の頃はよく泊まりに行っていたのに。
何時頃からしなくなったんだろう。
そんなことを考えていたら、俺も眠りに落ちていた。
目が覚めたら、相葉さんが俺の顔を見ていた。
寝転がったまま、ふたりで見つめ合った。
相葉さんの手が伸びてきて、俺の服を脱がせた。
俺も相葉さんの服を脱がせた。
裸になるとずっと抱き合った。
相葉さんの体温が熱い。
俺が見上げると潤んだ目で俺にキスをしてきた。
そこから先は激しい愛撫で、俺は先に放った。
それを後ろに塗り込められて、乱暴に相葉さんは俺に入ってきた。
まだ慣れてないから、俺は悲鳴を上げた。
その声をきいたら、相葉さんは止まってしまった。
「ごめん…和…」
そう言って俺を抱きしめた。
「泣かないで…」
俺はそう言って抱きしめた。