第23章 レイヴンscene1
その時俺は、まだ上半身裸で。
翔の手が俺の肩を掴んだかと思うと床に押し倒されて。
「えっ!?何!?」
そう言っているうちに唇が塞がれて。
「んーっ!!」
声を上げたけど離してくれなくて。
乱暴にズボンを下げられて、いきなり掴まれて。
「あっ…な、なにしてんの!?翔ちゃん!?」
そのまま扱かれて。
わけが分からず勃ってしまって。
「やめてっ…翔ちゃん!」
そう言っても全然やめてくれなくて。
翔ちゃんの身体がずれたかと思ったら、俺は翔ちゃんの口の中に入ってて。
「あっ…あぁっ…翔ちゃん、何してんの…?」
泣きそうな声しか出なかった。
たっぷりと舐められて、やっと解放されたと思ったら、翔ちゃんがズボンを脱いだ。
「待って!翔ちゃん!?」
そのまま俺に跨って、俺に後ろをあてがうと、そのまま一気に腰を沈めた。
「ううっ…」
あまりのキツさに呻いた。
「しょおちゃ…」
見上げたら、翔が泣いていた。
「え…?なんで…?」
何も答えてくれない。
身体を折り曲げるように俺に覆いかぶさると、更に泣いた。