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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第23章 レイヴンscene1


そこをさらに責め立てる。


それまでゆっくりしていた腰を、激しく叩きつけた。


「あうっ…だめぇっ…」


翔の身体が痙攣する。


びくびくっと中まで動く。


「あ、もう…たまんない…」


俺は堪らず腰を激しく打ち付け続けた。


翔の身体が跳ね上がって、俺を迎えた。


「雅紀…もっとぉもっと欲しい…」


「翔…たくさん味わいな…」


優しく言うと、また中がぎゅっと締まる。


俺は翔に腰を打ちつけながら、快感に酔っていた。


翔とは身体の相性が良すぎて離れられない。


好きだし、かわいいと思う。


それに加えて身体の相性が良い。


こんな人、手放せない。


俺のわがままなのはわかってる。


でも翔もそれをわかってて、俺と付き合っている。


お互いに、これは秘密の関係なのだ。


誰にも言えない。


でも誰かに言いたい。


この人が好きだって。


でも俺には潤がいる。


だから誰にも言えない。


なのに、こんなに身体は愛し合える。


お互いを忘れるほど。


俺と翔は、時間が許す限り求め合った。


「ああっ…も、だめだよ…雅紀…」


どろどろになって翔がベッドに倒れ込む。


後ろから抱えていた俺もベッドに倒れ込む。


翔にキスをする。


舌を捉えて、長い時間口の中を貪った。


「翔…すきだよ…」


そういうと、翔は悲しく微笑んだ。
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