第18章 ミントscene1
少し足を閉じたのを押し開いて、俺は股間に顔を近づける。
目の前でパールを穴から引き抜く。
「あぁ…そんな近くで見ちゃやらぁ…」
そのとき和也のスマホが鳴り出した。
俺はすぐ手枷を取ってやった。
「出な、和也」
「わぁかったぁ…」
スマホを手にとってろれつの回っていない和也が電話にでた。
「もしもしぃ…」
相手は男だと漏れ聞こえる音でわかる。
「翔さん?」
心配してかけてきたらしい。
几帳面な翔ちゃんらしい。
俺はふっと笑って和也の背後に回る。
ぺったりと女の子のように座っている和也を持ち上げて四つん這いにさせる。
「あっ……あ、なんでもない…」
また俺は作業に熱中する。
和也の尻からゆっくりとパールを引き抜く。
「っ…うんっ…身体はぁもう大丈夫…」
一個、また一個と引き抜く。
「ぁ……大丈夫だよ…オフにしなくても…ぅ…」
暫く抜かないで様子をみる。
「平気だから…うん…マルのことなんて全然…」
マルという名前が聞こえて、カッとなった。
俺はまたパールを一個乱暴に抜いた。
「あぅっ…う、ううん!大丈夫だからっ。気にしないでねっ、翔ちゃん」
一気にまくし立てる。