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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第18章 ミントscene1


風呂から上がって、ベッドに静かに和也を寝かせる。


俺はそっと和也の横に、身を横たえる。


そのまま布団を被せて一緒に眠った。


俺も深い眠りに落ちていった。




翌朝、目が覚めると身体が軽かった。


昨日風呂から上がってからすぐ寝たから、大分睡眠時間をとれた。


いつもは和也をかわいがってるから、寝るのが深夜になる。


和也はまだ寝ていた。


寝息を確認する。


すやすやと気持ち良さそうだった。


安心した俺はそっと起きだしてキッチンへ行った。


冷蔵庫から水を出して飲む。


そのまま朝食をどうしようと考えていると、和也がキッチンに駆け込んできた。


「智ぃ…!」


俺の姿をみつけると抱きついてきた。


衝撃でボトルを床に落とす。


「怖かった!怖かったぁっ…!」


「和也…」


「抱いてっ…智、抱いて?」


「かずな…」


言ってる最中に、和也が唇を塞いだ。


すぐに和也の舌が俺の中に入ってくる。


俺の中のすべてを吸い取るようなキス。


俺もそれに応えてやる。


和也の舌を甘咬みすると、落ち着かせるように舌を舐めた。


和也が俺の顔を両手で包み込む。


もっともっとと舌が俺の口の中を這いまわる。


和也は顔の角度を変えて更に奥へと進む。


俺の口の端から唾液が垂れ流れる。


和也からこんなに激しいキスをされるのは久しぶりだ。

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