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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第3章 きみどりscene2


「ねえ…かず…」

なおも執拗にかずを擦りながら、俺は昨日からずっと疑問だったことを聞いた。

「なに…?あっ…ふぅ…ん」

「男同士のセックスってどうやってするの?」

かずの動きが止まった。

ずるっとその体がソファの下に落ちた。

「か、かず!?」

突然上半身を起こすと、ぐるっとこちらに向かってきた。

俺の頭を両手で掴むと叫ぶように言った。

「しるか!スケベオヤジ!!」

その顔をみていたら、かずもどうしていいんだかわからなかったんだと、いくら鈍い俺でも悟った。

「な、なにもさぁ、こんな時に言わなくても…」

ぶつぶつ言ってるかずがかわいくて。

ごめん。でもね。

俺、かずに入れたいのかも。

一つになりたいのかも。

でもそれは、多分、恐ろしく大変な作業で。

かずの身体に大変な負担をかけることで。

どうしていいか、本当にわからないんだ。

「なんで、今言うかなぁ…」

俺は起き上がって、かずを抱き寄せた。

「ごめん。俺、空気よめなくて」

「や、ある意味空気だけどさ」

「触って、いい?」

「え?」

そういうと、俺はソファにかずを座らせかずのズボンを下げた。

「や、ちょっと…」

ズボンをあげようとする手を抑えこみ、かずを露わにする。

「やっ…みないで」

先走りの雫に濡れたそれを、俺はぱくっと咥えた。
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