第17章 ヴィンテージ・ワインscene1
俺の目がいいんだってさ。
「もっと…俺のこと見て…」
どんどん潤が大きくなる。
こいつも昨日は何回イったかわからないのに…
「ああっ…だめだっ…」
俺の口から強引に出て行った。
洗面台にあるクリームを手にとった。
「えっ!潤まさか…」
「ヤる」
「ちょおっ…待ってって!」
洗面所から逃げようとした。
潤は俺の上着を剥ぎとって、腕を掴むと洗面台に俺を押し付けた。
前のめりに上体を倒された。
そのまま俺の後ろの口にクリームを塗りつけると、ゆっくりと指を入れてきた。
「やっぱり、まだ緩い。すぐ入るよ、和也」
もう息が荒い。
潤もあの日から、やたらとヤりたがるようになった。
すぐ俺が勃起するのは、潤がやたらと触ってくるようになったからだ。
嬉しいんだけど、時と場合を考えて欲しい…
「もうっ…あふっ…潤の…ばか…」
潤の手が前に回って、俺のアソコを掴んだ。
「ああっ…もうだめだって。イきそうなんだって…」
潤は無言で俺を愛撫する。
鏡に映る俺達の姿がやたらエロい。
俺の肩口にキスを繰り返す潤の表情から目が離せなくて。
不意に、鏡越しに潤と目があった。