第17章 ヴィンテージ・ワインscene1
いつの間にか、オイルをつけた指が俺に入ってきてた。
俺を手荒くほぐすと、潤は自分のモノを取り出しすぐに俺にぶちこんだ。
「あぁ……っもぉっ潤っ…」
潤は俺の手を拘束してたロープを解いた。
手首についた傷を確認すると、全部舐めた。
堪らなくなった。
俺はその手を振りほどき、潤のシャツのボタンに手をかけた。
全部ボタンを外すと、服を脱がせた。
潤は俺に覆いかぶさってくると、俺の首筋を舐めながら、腰を動かした。
俺は顕になった潤の肌に触れた。
その広い背中を全部撫でた。
これが10年も俺一人のものだったとは思わない。
でも今こいつは、俺だけだという。
信じたい気持ちと、信じられない気持ちがせめぎ合ってて苦しい。
その美しい腰のラインに手を這わすと、脇腹を撫でた。
潤の息が乱れる。
俺は潤のもたらす快感に背を反らせる。
さっきの大きな快感の余波がまだ残ってて、すぐにでも達しそうだった。
潤が俺の乳首を口に含んで舐め始めるともう限界で。
「あっ…潤っ…もうっ…」
そういうと、いつもより我慢できなくてすぐにイってしまった。
「ああぁっ…」
「いいよ和也、何回でもイけよ」