• テキストサイズ

カラフルⅠ【気象系BL小説】

第17章 ヴィンテージ・ワインscene1


暫くすると、棒の触れているところからじわっと快感が来た。


知らず知らず、俺の股間は勃っていた。


わかってる。


潤のやってきたことは、いつも大きな快感が伴ってきた。


気持ちよくなるのはわかってる。


ただ、今の俺には快感はあっても歓びはない。


本当の意味での気持ちよさはこない。


乾いた思考で、そう俺は悟っていた。


潤の気の済むようにはやらせてやるけど、もう心は許さない。


だから身体だけで喘いでやる。


そこに本当の心なんか載せてやらない。




ビクッと身体が揺れた。


じわじわと、棒が俺のアソコの中に入ってくる。


「あぁ…」


経験したことない感覚に鳥肌がたつ。


入ったかと思うと、抜けていく。


「やだぁっ…!」


抜けていく感覚が大きな快感になってくる。


抜いたかと思うと、またゆっくりと入ってくる。


圧迫感と、快感が表裏一体になって襲ってくる。


「やだ…潤っ…もうやめて…」


経験したことのないものは恐怖につながる。


俺は無性に怖くなった。


「そんな鳥肌立てといて…」


潤はやめない。


徐々に棒を深いところまで差し込んでくる。

/ 1124ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp