第17章 ヴィンテージ・ワインscene1
潤は俺の股間やアソコにも、液体を塗りつけた。
アルコールの匂いがする。
潤はしつこく真剣にやっている。
なにしてんだ?
それが終わると、その棒の中で一番細いものに、ジェルを塗りつけた。
すると俺のアソコを握りしめた。
「えっ!?」
潤は棒を縦にすると、静かに俺のアソコの口を刺激し始めた。
「ちょっとっ…待ってよっ…」
潤の目は真剣だった。
「なに?なんだよそれ?」
「尿道刺激すんの」
「はぁ!?」
「すげー気持ちいいんだってさ」
「待ってよ!やだっ!!」
そう言って身を捩る。
「動くな!傷つくから」
そういわれると動けなくなって。
「尿道が傷ついたら、酷いことになるんだぞ?和也…」
「なっ…そんな危ないこと、するなよ!なんでそんなことするんだよ!」
「和也に気持ちよくなってほしいから」
「そんなのならねぇよ!今すぐやめろよ!」
「すぐだから。我慢して」
潤は熱中している。
こういうときも、何言ってもだめで。
俺のことなんかいないみたいになる。
虚しい。
いくら俺のためって言ったって、そこには俺への愛なんか欠片もないんだ。