第15章 Coke scene1
翔さんが俺を優しくベッドに寝かす。
さらさらと髪を撫でてくれる。
俺はその感覚にうっとりと目を閉じた。
相葉さんが起き上がって、一緒に俺の髪を撫でてくれた。
「次は…?」
俺がそうつぶやくと、ふたりとも不思議そうな顔をした。
「次はどうやって俺を気持ちよくしてくれるの?」
そう言って、二人の顔を眺めた。
舌が自然に俺の口から出てきて、唇を湿らせた。
「相葉さんがくれるの?」
ごくりと相葉さんの喉が動いた。
「む、無理しないでいいから、かず」
「大丈夫だよ。翔さんが優しくしてくれたから…」
そう言って翔さんの頭を引き寄せて、キスをした。
唇をべろっと舐めた。
「この口が、さっき俺を舐めてくれたんだね…ありがとう…」
そういうと、翔さんの目に涙が溜まった。
「ニノ…」
俺は相葉さんの手を取って起き上がった。
「入れたくないの?俺に…」
そう言って切ない目を向けてやった。
「かず…だめだよ…ちょっと休もう?な?」
そういう唇を強引に塞いだ。
「待てない…早く頂戴?」