第15章 Coke scene1
そう言って相葉さんは後ろに倒れこんだ。
俺は相葉さんをごくりと飲み込んだ。
美味しくは…なかった。
俺は今度は足の間にいる翔さんを見た。
手を伸ばして頬に触れる。
「なに…?」
腰を打ち付けながら、荒い息をしている。
「だっこして?」
翔さんの顔が真っ赤になった。
「ねぇ…早く…」
俺はどうしても翔さんに抱きしめて欲しかった。
翔さんは俺に入れたまま俺を抱き上げ、膝に載せた。
そのまま俺をぎゅっと抱きしめた。
翔さんがあげていた膝を下ろすと、ぐぐっと俺を貫いていた翔さんのモノが奥深く侵入してきた。
「あぁぁっ…」
快楽なのか、痛みなのかわからない衝撃がきた。
「あっ…もうだめだっ…」
翔さんはそう言うと、激しく腰を下から打ち付けてきた。
「あっ…あぁぁっ…」
激しい衝撃に耐えていると、翔さんが呻いた。
「ニノ…キモチイイ。俺、もうイク…」
「うん…イって…俺もキモチイイよ?」
そういうと翔さんの眉間にしわが寄った。
「あっ…もっ…ああ…イクっ…」
翔さんが俺の中で、ビクンビクン波打ってるのが分かった。
そのまま暫く抱き合った。
汗まみれのまま。